英語ーひでさん

英語 ひでさん

NY Times (英字新聞)で日本・世界を読む

2019-01-01から1年間の記事一覧

「24時間監視社会」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

情報社会の危険を探るNY Times長編連載 “The Privacy Project”の第一部からです。 ニューヨーク・タイムズでは、携帯の情報から、1200万人以上の人の米国の大都市内での行動を、500億個以上の地理的情報によって記録したデータを入手したとの事です。 住宅や…

「"天への侮辱です。" ローマ教会フランシスコ教皇訪日」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

ローマ教会のフランシスコ教皇の日本訪問での言葉です。教皇訪日は38年ぶりとの事です。 記事によると、フランシスコ教皇は、若い修道士の時に日本への宣教派遣を希望したけれども肺炎の為に断念せざるを得なかったとの事です。 世界で新たに盛んになってい…

「テフロンの本当の害とは 映画ダーク・ウォーターズ」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

デュポン社を相手取り勝訴した弁護士をフィクション形式で描くハリウッド映画が11月22日から米国で全国放映との事です。 米国では、デュポン社のテフロン工場周辺で奇形児が多く生まれたり、ガンで亡くなる人の数が多い実態等がメディアで取り上げられたりし…

「戦争犯罪者も英雄 恩赦を巡って」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

トランプ大統領が殺人罪に問われる三人の士官に前例の無い恩赦を与えたとしてニュースになっています。 軍内部や閣僚からの反対を押し切った形での恩赦との事です。保守派やトランプ支持者達からは称賛されています。来年の大統領選を控え、保守派メディアや…

「米国の一般労働者の境遇 人間中心の資本主義を」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

米国大統領選候補者の一人アジア系アメリカ人のアンドリュー・ヤング氏の投稿コラムです。 彼は、低所得層の購買力を支援する毎月の現金支給等の大胆な政策提案で知られています。低所得層ほど、もらったお金はすぐ消費して経済へ還元するので、景気刺激にな…

「ナイキに入るまでは記録保持者だった。天才少女の訴え」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

米国の中距離走ジュニアチャンピオンとしてオリンピックを目指してナイキのチームに入った少女が、かえって体がボロボロになり競技どころでは無くなってしまったとの事です。 監督達から”痩せろ”と毎日虐待やいじめののような形で厳しく指導され、心を病み自…

「トランプ氏の直感外交 トルコのシリア侵攻」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

トルコのシリア領内への侵攻が進み、被害者も増え、既に10万人以上の難民が流出しているとの事です。 又、米軍がトルコ国内に配備している核兵器も、自国の核保有を目指すエルドガン大統領によって実質上の ”人質” になっていると報道されています。 一方で…

「カムチャッカ半島、サーモンが大自然をつくる」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

環太平洋地震帯の上にあるロシア東端の世界遺産カムチャッカ半島には300以上の火山と30の活火山があって、毎年数回噴火しているとの事です。火山学者にとっては、カムチャッカ以上の場所は地球上には無いとの事です。 世界で唯一6種類の野生のサケが繁殖する…

「米国、トルコ軍のシリア侵攻へOK 大量難民再び」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

トランプ氏がトルコのエルドガン大統領と電話で話し、ホワイトハウスがトルコ軍のシリア北東部への侵攻を支持する事を決めたと発表しました。シリア国境でのトルコ軍増強も報道されています。 シリアに小規模で残っている米軍が撤退・後退する中で、シリア北…

「口ばかりで、どうして平気でいられるのですか? 国連環境サミット」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

先週金曜日に、東京も含めて世界中の若者や子供達による環境問題ストライキが行われました。スウェーデンの16歳の環境運動家グリエタ・テュンベリ氏に啓発されたものです。 テュンベリ氏は、スウェーデン国会前で1人での座り込みを毎週始めて以来マスコミに…

「日系アメリカ人による慰安婦問題のドキュメンタリー 映画 ”主戦場” 」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

日系のアメリカ人が、慰安婦問題に関して沢山の人にインタビューをして「主戦場」というドキュメンタリー映画を製作したとの事です。 ところがインタビューした保守派の人達が、映画の内容が違うとして訴訟を起こしたとの事です。 NY Times の関連記事では、…

「いたずら屋の追悼文 びっくりお葬式」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

The Best Obituary Ever, and the Wacky Funeral That Followed “最高の死亡記事(追悼文)とそれに続くびっくりなお葬式” アメリカ、コネチカット州の田舎町で、いたずら屋で冗談の好きだった父親の死亡(追悼)記事を娘が地域の友人へ向けてお悔やみ欄に載せ、…

「台風の季節と発生 台風15号」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

台風15号が関東で猛威を振るう少し前に、米国では、東海岸沿いに大型ハリケーン“ドリアン”が通り、バハマ諸島で多数の犠牲者を出した後、東海岸でも (トルネードも伴って) 大きな被害を残しています。 台風の季節と発生について短く説明した記事です。 Storm…

「貧困地域を助けるはずのトランプ減税は、富裕層への棚ボタ」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

米国トランプ政権(と共和党)が推し進めた大型減税が、富裕層や大企業ばかりを優遇して、結果として一部の中間層の増税に繋がったり低所得層の更なる貧困化を招いたりしているとのことです。国の借金を増やして無駄遣いしているだけだと批判されています。 そ…

「トランプ政権 最大の支持層が最大の犠牲者 米国の農家」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

米国では、中国との関税による貿易摩擦で穀物輸出が減り、多くの農家が苦しんでいると報道されています。倒産する農家も増えているとの事です。 NY Timesでは、貿易戦争を続けるトランプ氏の人気は、皮肉にも関税で被害を受けている地方(白人)農家によって支…

「ブラジル アマゾンの森林火災 アマゾン川・熱帯雨林の生い立ち」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

ブラジルのアマゾン森林火災が続き非常事態宣言が出ています。フランスのG7参加国による2千2百万ドルの援助が差し出されましたが、ブラジルのボルソナロ大統領はそれを拒否してつっぱねました。しかし、条件付きで援助金を受け取ると発表し直したとの事です…

「お互いの首を締め合う 日韓対立 トランプ外交にも原因」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

NY Times編集部による日韓の政治的対立に関するコラムです。日韓の軍事情報協定の破棄は中国や北朝鮮にとっては益でも、日・韓・米にとっては損でしかないとしています。 コラムでは、ここ最近の日韓の摩擦はトランプ政権のいい加減な外交政策が導いた、世界…

「日韓の歴史的確執 輸出規制 日本は自滅行為」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

北朝鮮の核開発や中国の軍拡に対応しなければならない米国にとって、同盟国同士である日韓の争いは憂いの種であるとの事です。日韓米の北朝鮮へ対する軍事情報協定が、韓国によって破棄されるかもしれないと危惧されています。 また、日本政府による韓国への…

「肌を痛める化粧品 秘訣は皮膜」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

化粧品会社Allies of Skin の創設者によると、肌が弱いと言って質問をする顧客の99%が、アルコールや刺激の強いエッセンシャルオイルの入った化粧品を使っているとの事です。品質の悪い化粧品を長年使うのはファーストフードを長年食べるのと同じだとの事で…

「”タマゴヤキ (英語版)” の作り方」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

Tamagoyaki (Japanese Rolled Omelet) 卵焼きの作り方(日本のロール・オムレツ) Tamagoyaki, a Japanese staple, is made by carefully rolling several thin layers of cooked egg into a rectangular omelet, which creates a soft and delicate texture…

「米国トランプ政権 "秘密の海外支援(?)" 逆効果の関税と法人税減税」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

トランプ政権が成し遂げた主な経済政策は、貿易関税と企業への法人税減税の2つであるとのことです。記事では、それらが現実ではアメリカ国民の利益になっていないばかりか、反対に海外の投資家を潤しているだけだとしています。ノーベル賞経済学者(ポール・…

「イギリス ”興行師 (showman)” ボリス・ジョンソン氏 首相に」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

米国のトランプ大統領以上に、一般の欧米メディアで批判・軽蔑されているとするボリス・ジョンソン氏がイギリス首相に決まりました。彼の下では働けないと、複数の閣僚が辞職又は辞職宣言をしています。 嘘の記事で記者職を解雇されたり、覚醒剤使用や大っぴ…

「”国へ帰れ” マイノリティー女性議員へ対する米国大統領発言と非難決議」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

米国でトランプ大統領が、マイノリティーで若い新人リベラル女性議員として活躍する4名の民主党下院議員 (プエルトリコ系、黒人、パレスチナ系、ソマリア系) へ対し、“犯罪の多い自分の(国)へ帰れ” とツイッターでコメントし、これは “人種差別発言” であ…

「400m 57秒台 100m 12秒台 世界最速の(高齢の)男 71歳」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

71歳で短距離走記録に挑む米国人選手の記事です。 YouTubeでは、屋内競技場で2周400mをきれいな姿勢で走る彼を、奥さんがニックネームで応援するビデオがあります。 お気に入りの黒のナイキのシューズで大会を走るとの事です。 The World’s Fastest (Old) M…

「アメリカ女子サッカー・ワールドカップ優勝 男女平等を訴える ホワイトハウスへは行かない」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

女子ワールドカップ・フランス大会で優勝した米国女子サッカーの代表選手でキャプテンを務めたメーガン・ラピーノ氏が、今一番有名なアメリカ人の1人として注目されています。 もし優勝祝いでホワイトハウスに招かれたとしても、絶対に拒否する、と放送禁止…

「アラスカで扇風機が売り切れ 異常熱波」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

ヨーロッパの6月の猛暑記録が報道される中で、アラスカが7月4日の独立記念日から週末にかけて観測史上最高気温を記録するかもしれないとの事です。 ベーリング海の氷が例年より何週間も早く消滅してしまい、海水の表面温度が異常に上昇して熱波を生み出し、…

「アメリカの選挙制度 不正操作? 最高裁判決」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

米国が一党独裁の全体主義や専制主義の方向へ向かっているかもしれないとの批判的コラムです。 米国で、全体では民主党(リベラル)の投票数が多数であるにもかかわらず国会や州議会で共和党(保守)議員が議席の多数を占める結果となり、民主主義の基盤が崩され…

「スペースX 世界最大ロケットファルコン・ヘビー 宇宙へ帆船を送り出す」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

イーロン・マスク氏(テスラ社)のスペースX社製で再利用でき、現在世界最大の宇宙ロケット”ファルコン・ヘビー” (映画スターウォーズから名前が使われた) が3度目の打ち上げに成功したとのことです。 太陽光を風のように利用して宇宙を航海するライト・セー…

「トランプの”強制収容所” アメリカ国境難民の児童引き離しと拘置政策」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

昨年から、米国の南部国境で難民申請をする中南米や欧州からの移民や違法越境者の子供達が、親から引き離されて“檻(おり)”に入れられていると米メディアで報じられています。 子供達は、生まれたばかりの幼児も含めて酷い衛生環境や栄養失調状態におかれ、…

「定時で帰れるか? 日本の働きすぎ社会と女性 TBSドラマ」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

TBSのドラマ番組、吉高由里子氏主演の「わたし、定時で帰ります。」(“I Will Not Work Overtime, Period!”) を紹介しています。 働きすぎの日本で、仕事と私生活のwork-life balanceを話し合うきっかけになっているとの事です。 ドラマの明るい結末とは違っ…