英語ーひでさん

英語 ひでさん

NY Times (英字新聞)で日本・世界を読む

社会・文化

「24時間監視社会」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

情報社会の危険を探るNY Times長編連載 “The Privacy Project”の第一部からです。 ニューヨーク・タイムズでは、携帯の情報から、1200万人以上の人の米国の大都市内での行動を、500億個以上の地理的情報によって記録したデータを入手したとの事です。 住宅や…

「"天への侮辱です。" ローマ教会フランシスコ教皇訪日」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

ローマ教会のフランシスコ教皇の日本訪問での言葉です。教皇訪日は38年ぶりとの事です。 記事によると、フランシスコ教皇は、若い修道士の時に日本への宣教派遣を希望したけれども肺炎の為に断念せざるを得なかったとの事です。 世界で新たに盛んになってい…

「テフロンの本当の害とは 映画ダーク・ウォーターズ」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

デュポン社を相手取り勝訴した弁護士をフィクション形式で描くハリウッド映画が11月22日から米国で全国放映との事です。 米国では、デュポン社のテフロン工場周辺で奇形児が多く生まれたり、ガンで亡くなる人の数が多い実態等がメディアで取り上げられたりし…

「戦争犯罪者も英雄 恩赦を巡って」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

トランプ大統領が殺人罪に問われる三人の士官に前例の無い恩赦を与えたとしてニュースになっています。 軍内部や閣僚からの反対を押し切った形での恩赦との事です。保守派やトランプ支持者達からは称賛されています。来年の大統領選を控え、保守派メディアや…

「米国の一般労働者の境遇 人間中心の資本主義を」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

米国大統領選候補者の一人アジア系アメリカ人のアンドリュー・ヤング氏の投稿コラムです。 彼は、低所得層の購買力を支援する毎月の現金支給等の大胆な政策提案で知られています。低所得層ほど、もらったお金はすぐ消費して経済へ還元するので、景気刺激にな…

「ナイキに入るまでは記録保持者だった。天才少女の訴え」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

米国の中距離走ジュニアチャンピオンとしてオリンピックを目指してナイキのチームに入った少女が、かえって体がボロボロになり競技どころでは無くなってしまったとの事です。 監督達から”痩せろ”と毎日虐待やいじめののような形で厳しく指導され、心を病み自…

「カムチャッカ半島、サーモンが大自然をつくる」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

環太平洋地震帯の上にあるロシア東端の世界遺産カムチャッカ半島には300以上の火山と30の活火山があって、毎年数回噴火しているとの事です。火山学者にとっては、カムチャッカ以上の場所は地球上には無いとの事です。 世界で唯一6種類の野生のサケが繁殖する…

「口ばかりで、どうして平気でいられるのですか? 国連環境サミット」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

先週金曜日に、東京も含めて世界中の若者や子供達による環境問題ストライキが行われました。スウェーデンの16歳の環境運動家グリエタ・テュンベリ氏に啓発されたものです。 テュンベリ氏は、スウェーデン国会前で1人での座り込みを毎週始めて以来マスコミに…

「いたずら屋の追悼文 びっくりお葬式」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

The Best Obituary Ever, and the Wacky Funeral That Followed “最高の死亡記事(追悼文)とそれに続くびっくりなお葬式” アメリカ、コネチカット州の田舎町で、いたずら屋で冗談の好きだった父親の死亡(追悼)記事を娘が地域の友人へ向けてお悔やみ欄に載せ、…

「トランプ政権 最大の支持層が最大の犠牲者 米国の農家」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

米国では、中国との関税による貿易摩擦で穀物輸出が減り、多くの農家が苦しんでいると報道されています。倒産する農家も増えているとの事です。 NY Timesでは、貿易戦争を続けるトランプ氏の人気は、皮肉にも関税で被害を受けている地方(白人)農家によって支…

「”国へ帰れ” マイノリティー女性議員へ対する米国大統領発言と非難決議」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

米国でトランプ大統領が、マイノリティーで若い新人リベラル女性議員として活躍する4名の民主党下院議員 (プエルトリコ系、黒人、パレスチナ系、ソマリア系) へ対し、“犯罪の多い自分の(国)へ帰れ” とツイッターでコメントし、これは “人種差別発言” であ…

「400m 57秒台 100m 12秒台 世界最速の(高齢の)男 71歳」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

71歳で短距離走記録に挑む米国人選手の記事です。 YouTubeでは、屋内競技場で2周400mをきれいな姿勢で走る彼を、奥さんがニックネームで応援するビデオがあります。 お気に入りの黒のナイキのシューズで大会を走るとの事です。 The World’s Fastest (Old) M…

「アメリカ女子サッカー・ワールドカップ優勝 男女平等を訴える ホワイトハウスへは行かない」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

女子ワールドカップ・フランス大会で優勝した米国女子サッカーの代表選手でキャプテンを務めたメーガン・ラピーノ氏が、今一番有名なアメリカ人の1人として注目されています。 もし優勝祝いでホワイトハウスに招かれたとしても、絶対に拒否する、と放送禁止…

「アラスカで扇風機が売り切れ 異常熱波」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

ヨーロッパの6月の猛暑記録が報道される中で、アラスカが7月4日の独立記念日から週末にかけて観測史上最高気温を記録するかもしれないとの事です。 ベーリング海の氷が例年より何週間も早く消滅してしまい、海水の表面温度が異常に上昇して熱波を生み出し、…

「アメリカの選挙制度 不正操作? 最高裁判決」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

米国が一党独裁の全体主義や専制主義の方向へ向かっているかもしれないとの批判的コラムです。 米国で、全体では民主党(リベラル)の投票数が多数であるにもかかわらず国会や州議会で共和党(保守)議員が議席の多数を占める結果となり、民主主義の基盤が崩され…

「トランプの”強制収容所” アメリカ国境難民の児童引き離しと拘置政策」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

昨年から、米国の南部国境で難民申請をする中南米や欧州からの移民や違法越境者の子供達が、親から引き離されて“檻(おり)”に入れられていると米メディアで報じられています。 子供達は、生まれたばかりの幼児も含めて酷い衛生環境や栄養失調状態におかれ、…

「定時で帰れるか? 日本の働きすぎ社会と女性 TBSドラマ」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

TBSのドラマ番組、吉高由里子氏主演の「わたし、定時で帰ります。」(“I Will Not Work Overtime, Period!”) を紹介しています。 働きすぎの日本で、仕事と私生活のwork-life balanceを話し合うきっかけになっているとの事です。 ドラマの明るい結末とは違っ…

「日本の育児促進と妊娠する女性への差別の矛盾」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

NY Times によると、日本の新生児の数は1899年以来最低だとのことです。一方で25歳から54歳までの既婚女性の就職率は72%だとのことです。 しかし、育児をしながら働く女性を仕事へ送り出す為に重要な日本の保育園そのものが、妊娠する女性を差別する実態が…

「米国アラバマ州中絶禁止法、レイプや近親相姦も例外認めず」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

米国アラバマ州で新しい中絶禁止法が制定され、母親の命に関わる例外を除き、中絶を施した医師は最大99年の禁固刑でレイプより重い刑として処罰される事になるとのことです。レイプや近親相姦による妊娠への中絶も禁止との事です。 ジョージア州でも6週目以…

「ブラジル、ボルソナロ大統領からアマゾンの森林を守る」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

先週ブラジルで、アマゾンの森林保護を訴えてボルソナロ大統領の政策を批判し、8人の元環境省大臣達が共同書簡を出したとの事です。(https://nyti.ms/2VQWlcF) 木々の伐採と開発でアマゾンの森林全体の20%が既に消滅しているとの事です。 NY Timesのコラム…

「フェイスブック(Facebook) 共同創始者は語る」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

マーク・ザッカーバーグ氏の大学時代の寮のルームメイトでフェイスブック共同創始者のクリス・ヒューズ氏による批判的長編エッセイです。彼は、2007年にフェイスブックを離れ、米国で著作・ジャーナリズム・社会活動家として活躍しています。 ヒューズ氏によ…

「戦後の天皇家 ”皇位の存続” 平和活動その他」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

NY Timesで、”皇位の存続” というタイトルで、5話に渡って戦後の皇室を短く描いた特集記事です。特別に日本語訳も載せられています。 天皇家の戦地巡りや平和主義の言動、保守派や右翼の圧力、お嫁さん探し、跡継ぎ、マスコミの報道等を簡潔に紹介しています…

「日本発のスフレパンケーキ アメリカでもインスタグラムで人気」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

日本発(?)とされるスフレパンケーキが米国でインスタグラム等で人気となりニューヨークや西海岸等のお店で行列だとの事です。 記事では、スフレパンケーキは、2014年に大阪の幸せのパンケーキとグラムカフェから始まり、2016年までには東京でも売り出されイ…

「中国の強制収容所と経済力」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

100万人とも言われるイスラム少数民族の人々が中国で強制収容所に入れられている中で、世界57カ国で成り立つイスラム協力機構が、会議の宣言で皮肉にも中国はイスラム教徒をサポートしていると”讃えた”との事です。 イスラム協力機構は、中国政府がイスラム…

「10日間の連休 ゴールデンウィークからプラチナウィークへ」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

10日間の連休となる今年のゴールデンウィークは非公式に“プラチナウィーク”と呼ばれるとの事です。 New Emperor 新天皇 5月4日には、予定を覆して、普段入れない皇居の内側を開放して新天皇の挨拶が見られるとの事です。 Showa Day and Constitution Mem…

「メディア王 マードック家の影響力 トランプ大統領当選やイギリスEU脱退の裏で」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

ケーブルテレビ社会の米国で一番視聴率の高い局がフォックス・ニュースチャンネルだとされています。トランプ政権を支持し、トランプ氏に不都合な報道はせず、時に意図的に事実と異なった情報や陰謀説も流すと米メディアで報じられたりします。 元社長や重役…

「ケトンダイエットその効果は? 実態は? 米国での成功」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

米メディアで話題になるケトンダイエットは(アメリカ人の体質で)肥満やメタボ関連に効果がある場合が多いとの事です。 ケトンダイエットは徹底的に炭水化物の摂取を制限して、その代わりに肉や油は沢山食べて良いという食事療法です。 記事によると、1970…

「ニュージーランド乱射事件犯人とソーシャルメディア 殺人がミーム」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

3月15日金曜日のニュージーランドのクライストチャーチでのモスク乱射事件で、少なくとも50人の犠牲者が出ているとしています。 28歳のブレントン・ハリソン・タラント容疑者は2つのモスクで自動小銃を乱射し運転しながら通行人にも発砲しつつ、その間ビ…

「インド・パキスタン危機 選挙を前にモディ首相人気を取り戻す」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

インドで全国選挙があと1ヶ月という時に、汚職や経済減退で人気が落ちていたナレンドラ・モディ首相と彼の人民党の人気が高まっているとの事です。パキスタンとの国境危機に救われたとの事です。 記事によると、2月からのカシミール地方でのパキスタンとの…

「アメリカの今を映し出す25曲」ニューヨーク・タイムズ(英字新聞)を読む

アメリカの最近のヒットソング25曲を集め、それぞれが時代を象徴していると紹介しています。NY Times Magazine からの長編コラムです。 The 25 songs that matter right now 今、重要な25曲 There’s an oddly strong in-the-moment consensus on how every…